2003年12月13日うまれ
でんでは、兄貴分の絶対的な存在のしょうた(先住犬)にしつけてもらったようなもので
私はのんびりまったり甘やかして育てた。
しっかり者のしょうたは、それはそれはでんでを厳しく、スパルタで躾けた笑
しょうたが亡くなった後、でんでは抜け殻のようで。
いつも自分を叱ってくれるしょうたがいないから、ぽっかり穴が開いたようだった。
もうしょうたはいないのに、まんま皿からまんま(カリカリ)を咥えて
ちょっと離れたとこで隠れて食べる。
しょうたがいたときはしょうたに奪われがちだったから。
その癖が抜けず、いつまでも隠れて食べようとしていた。
私達は取らないよって、笑いながら話してた。
でんでは、子供が苦手だった。
子供は何をするかわからないし、高い声を突然出したり泣いたり叫ぶから。
散歩で会うと、逃げてた。
だけど娘には違った。
娘の口から母乳のにおいがするからか、いつも娘の口のニオイをクンクンしてた。
甘くて、いいにおいだったのかな。
娘が泣くと、必ず娘に自分のおもちゃを持ってくる。
私が娘を叱ると、娘の前に立ちはだかり、私をうるうるキラキラの目で見てきた。
「叱らないで!」
と言わんばかりに。
私より育児が上手なイクメンと化した。
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