dendenokirokuのブログ

我が家の愛犬でんでの介護記録。

あいさつ

おはよう いってきます ただいま おやすみ



それは家族にも言うけど



1番は彼に言ってきた



1番言いたいきみがもういない



いるけど、お骨になったでんで



今朝、おはよう、でんでちゃんって

お骨に話しかけた




ふわふわの毛とぷりんっとした頭には

もうさわれない



くさかわいい毛に顔を埋めることも

できない



肉球をくすぐることもできない





会社に行かなくてはならないから

涙が出たけど化粧をやめて



すっぴんでマスクで出勤した



私がすっぴんで他の区まで行くことは今までなかったな



気温があたたかいと、春が好きなでんでがいる気がして



一緒に歩いた道を見ると涙が溢れてきて



お昼ご飯を買おうとしても、店でチーズを見るとでんでのことを思い出して



精一杯こらえて仕事した



帰りの山手線の中



はりつめてた糸が切れて



マスクしながらだけどボロボロ泣いた



でんでに会いたくて涙が溢れてきて



人の目なんか気にならなくなった



泣きたくないが涙が勝手に出てきやがる







帰ったらいない






でんでただいま〜!って言った





シーンと静まり返ってる部屋





私は泣き崩れてしまい、放心状態なので

娘に心配されてしまった




でんでの大好きだった娘を、私は守らないといけないのに







どうしても、忘れられないや





心臓が止まる間際まで生きようとしてたあの姿を




私も、もっと一緒にいたかったよ