dendenokirokuのブログ

我が家の愛犬でんでの介護記録。

亡くなって、翌朝

亡くなっても彼がまだいる気がする



すぐそばに



鼻息が聞こえてくる



空耳だけれど



娘が笑いながら言った



「大丈夫だよママ、でんでは生まれ変わってきてくれるから〜」



私もそう思う



だけど娘に腹が立ってしまい



「簡単に言わないで!私はでんでじゃないと、この姿この声のでんでじゃないといやなんだよ!」



と泣き叫ぶ




冷静になってから娘には謝ったけれど




16歳まで育てた我が子が亡くなったの




笑って、泣いて、ありがとうって送るのがいいって分かってる



めっちゃ分かってる



分かってるからこそ苦しくなる



まだ苦しくいさせてくれ




診てくれた獣医さんに電話して、お世話になりましたと伝えた



獣医さんは


「老犬介護大変だったわよね、

  彼は大往生だったね」



って言ってくれて



私は嗚咽して泣いた




泣いてばっかじゃん




でも、介護は大変だったけれど大変ではなかった




今までめっちゃめちゃ可愛くて、私を癒やしてくれたでんでのお世話は




大変だったけれど、苦労や苦痛ではなかった




新生児がまた来たような心構えで




24時間、1時間に1回水分補給



3時間に1回おむつ替え



基本下痢だから、おちりが汚れると洗うのに時間がかかったけど



潔癖症のでんでが嫌がらないように綺麗に綺麗にした



5日間か?



でんでも私も寝ずに食べずに過ごした



だけど不思議だった、眠くならなかったし

でんでが食べないから私も食べたくなかった




昨日亡くなり、久々に睡魔に襲われた




2時間くらいだけ深い眠りにつけた




夢にはでんでが出てきた




首を痒がるからかいてあげた


気持ちよさそうに寄りかかり、首をもたげてきた


そこにいるのに、でんでがいないことは

夢の中だけど理解していた


ペットショップに行った


ポメラニアンの仔犬がいた


その子を抱っこした




そんな夢だった



起きたらでんでがいつものように隣にいますようにと祈りながら



朝5時頃目が覚めた



やっぱりでんでは天使になってたのが現実だった


メンタルがやられそう